ナノテク融合技術支援センターワークショップを開催しました。
東北大学ナノテク融合技術支援センターワークショップ「分野を超えた装置共用システムと先端解析の現場~ 学学連携による解析事例の報告と支援現場からの現状説明による相互交流~」を開催いたしました。
本セミナーでは、特に先端材料の研究開発にかかわる大学ユーザーにとっての装置共用の位置づけと、技術支援をする現場からの報告により、ユーザーと支援サイドとの交流を図るとともに、今後の在り方を皆様と一緒に考える場となりました。たくさんのご参加誠にありがとうございました。
●日時:平成27年1月9日(金)13:30~17:00
● 場所:東北大学金属材料研究所 3号館6階セミナー
●参加費:無料
●主催:ナノテク融合技術支援センター、金属材料研究所、研究教育基盤技術センター先端電子顕微鏡センター
プログラム
1. はじめに
オープンイノベーションと東北大学ナノテク融合技術支援センターの概要 (センター長 今野豊彦)
2. ユーザーからの研究事例の紹介
2-1. FePt,FeCo系ナノ磁性薄膜の結晶構造制御と磁気特性 (秋田大学 石尾俊二)
2-2. 電子顕微鏡による金属・半導体界面状態の評価 (東北工業大学 柴田憲治)
2-3. 強誘電体Pb(ZrxTi1-X)O3/Pb(Zr1-XTix)O3人工超格子膜の作製と界面の評価
(名古屋大学 山田智明)
2-4. 大気圧ハライドCVD法によるフラワー状・柱状窒化インジウムの成長と評価( 静岡大学 坂元尚紀)
2-5. 水熱合成(KxNa1-X)NbO3膜の結晶構造評価 ( 東京工業大学 白石貴久)
3. 支援現場からの最近のトピックス
3-1. 九州大学微細構造解析プラットフォームの最近の支援状況
(九州大学 超顕微解析研究センター 嶋田雄介)
3-2. 東北大における顕微鏡を用いた支援と新規装置の現況(金属材料研究所 木口賢紀)
3-3. 試料作成の状況 -補正予算で導入した FIB の場合-(金属材料研究所 兒玉裕美子)
3-4. 最近の潮流:近年の支援例にみる収差補正透過型電子顕微鏡の有用性
(金属材料研究所 早坂浩二)
4. 意見交換ならびに見学会
●チラシはこちらです。