第1回高磁場NMRセミナー~800MHz NMRの材料科学への応用~

第1回高磁場NMRセミナー~800MHz NMRの材料科学への応用~ を開催しました。

 今秋より、800MHz NMR(東北大学大学院理学研究科巨大分子解析センター)の一般利用が始まります本装置の特徴や最近の材料科学への応用について紹介致しました。本装置の特徴は、高磁場による高感度化に加えて、高速回転プローブの開発により高分解能化と高感度化を達成しています。また、固体試料測定が微量の試料で可能になりました(最小試料有効体積 0.8マイクロリットル :1 mm MAS (80 kHz))。本装置の利用受付はナノテク融合技術支援センターにて行います。
当日は遠方からのご参加もあり40名をこえる方々にお集まり頂きました。ご参加まことにありがとうございました。


●日時:10月17日(月) 14:00~16:00
●場所:東北大学 材料・物性総合研究棟1階大会議室(片平キャンパス)
●主催:東北大学ナノテク融合技術支援センター、日本電子株式会社
●参加費:無料
●問合せ先:東北大学ナノテク融合技術支援センター Tel.022-217-6037,
 E-mail cints(@)rpip.tohoku.ac.jp ()を外してメールを下さい。

プログラム

開会
14:00 開会挨拶 今野豊彦(東北大学ナノテク融合技術支援センター) 
14:10 利用説明 權垠相(東北大学大学院理学研究科巨大分子解析センター) 
14:20 JNM-ECA800 FTNMRシステムの紹介   江口恵二(JEOL RESONANCE)
14:50 1mm MAS(80KHz)が切り開く未来  西山裕介(JEOL RESONANCE)
15:20 高磁場NMRの材料科学への応用例  西山裕介(JEOL RESONANCE)     
29Si NMRや27Al NMRによる無機鉱物の解析、および27Al / 25Mg / 43Ca MQMAS法による無機スラグの構造解析他 
15:50 相談受付
閉会