東北大学大学院理学研究科巨大分子解析研究センターは文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業に参画し,800 MHz NMRシステムを共同利用に供しています。本セミナーは2部構成となっており、第1部では本NMRシステムの紹介とその測定原理・応用例について解説します。さらに、関連するESR分光分析などについても紹介します。 また、第2部では本学の事業支援機構総合技術部分析・評価・観測群による学内NMR担当者の講演会を行います
●日時:平成29年7月7日 13:30~16:50
●会場:理学研究科合同C棟2階、C201、青葉サイエンスホール アクセス・交通
【主催】東北大学ナノテク融合技術支援センター
【共催】東北大学研究推進・支援機構 テクニカルサポートセンター
東北大学大学院理学研究科巨大分子解析研究センター
東北大学事業支援機構総合技術部分析・評価・観測群
●対象: どなたでも
●お問合せ先: 東北大学ナノテク融合技術支援センター事務局
E-mail :cintsoffice(@)rpip.tohoku.ac.jp / TEL:022-215-2492
プログラム
第1部:NMRとESR分光分析セミナー 司会進行:權 垠相
13:30~13:40 開会挨拶 岩本 武明(東北大学大学院理学研究科巨大分子解析研究センター長)
13:40~13:50 趣旨説明 谷垣 勝己(原子分子材料科学高等研究機構、東北大学ナノテク融合技術支援センター)
13:50~14:20 JMN-ECA800 FT NMRシステムの紹介,溶液NMR法の原理と応用
江口恵二(JEOL RESONANCE)
14:20~14:50 1mm MAS (80 kHz)が切り開く未来,高磁場NMRの材料科学への応用例
下池田 勇一(JEOL RESONANCE)
14:50~15:10 もう一つの磁気共鳴 -電子スピン共鳴(ESR)-ESRの応用例紹介
中井 由実(JEOL RESONANCE)
15:10~15:20 閉会挨拶 今野 豊彦(東北大学ナノテク融合技術支援センター長)
(休憩)
第2部:「報告、NMR担当技術職員の現場から」 司会進行:根本 潤
15:40~15:50 開会挨拶 猪狩 佳幸 (東北大学事業支援機構総合技術部分析・評価・観測群代表)
15:50~16:20 「デカップリング測定法の応用実例紹介」
吉田 慎一朗 (技術専門職員、理学研究科巨大分子解析研究センター)
16:20~16:40 「先端材料の固体NMR分析」
安東 真理子 (技術専門職員、工学研究科・工学部)
16:40~16:50 「キャンパス移転における分析装置の移設」
田口 優佳 (技術一般職員、農学研究科 NMR室・MS室)
●チラシはこちらです。